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診療内容-予防歯科

むし歯予防の基本

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虫歯予防の基本(歯をつくる基本的な栄養素) 

強い歯をつくるには、ふだんの食生活で十分に栄養のバランスがとれた食事をとることが大切です。

人の歯は、体の中で最も硬い組織で少量のタンパク質と多くのカルシウムやリンなどのミネラル成分でできています。これらの成分は、強い歯をつくるために欠かせない基本栄養素です。

 

ミネラル成分を豊富に含んだ食べ物には、小魚類、レバー、海藻類、牛乳、卵、大豆、野菜、果物などがあります。こうした食べ物を意識してとるように心がけましょう。

よく噛むことも大切  

最近はやわらかい食べ物を好む傾向があります。しかしよく噛んで食べることも、健康で丈夫な歯をつくるうえで欠かせないポイントになります。よく噛むと、唾液がたくさん出ます。消化吸収をよくする働きをするほか、唾液にはカルシウムやリンが飽和状態で含まれているので、歯のエナメル質から溶け出したカルシウムやりんを補います(再石灰化)。
また成長期には、かみごたえのある固い食べ物をよく噛むことが歯の植立を良くし、美しい歯並びを形づくるのに役立ちます。
さらに唾液には、糖尿病や動脈硬化、がんの予防につながる成分が含まれることが知られています。


 虫歯予防のポイント1   

シュガーコントロール(糖分の摂取回数を控えめにする) 

糖分を上手にコントロールすることで、虫歯菌の養分になるものを少なくし、菌の繁殖を抑えることができます。

代表的な糖分には、食べ物や飲み物に含まれるショ糖(砂糖)や果物に含まれる果糖やブドウ糖などがあります。糖分の含まれる食べ物や飲み物をとる回数が少なければ、より虫歯になりにくくなります。

とくに注意したいのは、三度の食事以外にとる間食の回数です。もともと間食には、三度の食事で不足する栄養分を補う意味があります。そこで間食の内容には、甘いものだけではなく栄養面も考えてひと工夫したいものです。

飲食をすると、プラーク中のpHは酸性に傾き脱灰がはじまりますが、しばらくすると唾液の働きにより再石灰化されます。図Bのように間食の回数の多い食生活では脱灰の時間が長く、再石灰化の時間が短くなり、虫歯の危険性が増大します。
寝る前の飲食は最も危険です。寝ている間は口の中の唾液の流れが弱いので、再石灰化が不十分となり脱灰が続くためです。

虫歯予防のポイント2   

プラークコントロール(虫歯菌を減らす)

虫歯菌を減らすには、ブラッシングが最も一般的な方法です。正しいブラッシングによって、虫歯菌のすみかになるプラークを取り除きます。

食べ物のカスが付いたまま長時間経つと、歯の表面では虫歯菌が相当に繁殖します。とくに寝ている間は唾液の流れが弱いので、歯のエナメル質から溶け出したカルシウムやリン酸が補われず、危険な状態が長く続くことになります。ですから歯磨きするタイミングは食後だけでなく、寝る前は必ずするということを習慣にすることが大切です。

ブラッシングを過信しすぎない 

虫歯は、歯ブラシでは届きにくい歯と歯の間や噛み合わせの面の深い溝などにできやすいので、ブラッシングを過信しすぎないことも必要です。歯と歯の間にはデンタルフロスを、深い溝にはフッ化物による歯質の強化やシーラントによって防いでいくことが効果的です。

虫歯予防のポイント3   

フッ化物(歯を強くする最良の方法)

<<フッ化物について にリンクします

 


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