診療内容-一般歯科
歯周病を放っておくと
歯周病の進行
健康
歯ぐきはきれいな淡いピンク色をして引きしまっています。
歯と歯ぐきは、ぴったりと着いているのではなく、わずかにすき間が有ります。このすき間を歯肉溝と呼びます。
歯を支える骨(歯槽骨)は、充分な高さが有り、歯の根はしっかりしています。
歯肉炎
プラークが歯と歯ぐきの境目や歯と歯の間に付着して、歯ぐきが赤く腫れ、ブラッシング等をすると出血し易くなります。
炎症がまだ歯ぐきにとどまっています。
この時期で有れば、歯石を取って正しい歯磨きをしっかりすれば治ります。
歯周病
歯肉炎を治療しないでいると、歯ぐきが侵され歯肉溝の溝が深くなります。
この深くなった溝をポケットと呼びます。
このポケットの中にいるバイ菌の毒素や酵素によって歯ぐきの炎症がひどくなり、歯を支えている骨が溶けだし、歯が動き始めます。
さらに進行すると
歯を支えている組織全体に炎症が広がり、痛みと腫れがでて、うみ(膿)がでてくると口臭もひどくなります。
歯を支えている骨がますます溶けてなくなり歯はぐらぐらして、ものも噛めなくなりついには歯を抜かなくてはならなくなります。