診療内容-小児歯科
小児のむし歯治療
初診
当院ではまず子供の恐怖心を取り除き、今後の歯並びや口の中の状態を経年的にチェックするため、初診時にお子さんの顔や口の中の写真を撮ります。初めて来たお子さんには、まず病院の雰囲気に慣れてもらうことから始めます。もちろん、救急の場合はすぐに治療を開始することもあります。
治療方針を説明して治療開始
2回目来院時に、今後どのように治療を進めていくか、写真やレントゲンをお見せしながら説明をします。虫歯だけではなく、噛み合わせの異常などもチェックします。
治療
治療方針に沿ってまずは痛くない、小さい虫歯から順々に治療していきます。
虫歯が神経まで進んでいない時は、虫歯の部分を削って白い樹脂をつめて、元の歯のようにします。神経まで進んでいるときには、銀歯をかぶせることもあります。3才以下のお子様には、進行止めの薬を付けて様子を見ることもあります。
ブラッシング指導
治療が終わったら、ブラッシングの練習をしてもらいます。(もちろん最初にも指導します)
お子さんだけでなく、御両親にもしっかり仕上げ磨きの仕方を練習していただきます。
定期検診
お子さんの口の中の状態に応じ、3~6ヶ月に一度の定期検査を行います。
お子さんの虫歯の責任は100%保護者の方にあるといっても過言ではありません。虫歯にならないように、もしくは、虫歯を治療した後も食生活などの生活習慣を改善するだけで、口の中の環境は、虫歯になりにくい状態へと改善できるのです。保護者の方にはご家庭での予防定期検診の重要性を知っていただきたいと思います。