予防歯科

一般的に歯は虫歯か歯周病、あるいはその両方の繰り返しで失われていきます。逆に言うと、この２つの疾患を予防できれば一生自分の歯で生活できるといっても過言ではないでしょう。

今までの歯科診療においては、すでに進んでしまった疾患をいかにして治療していくかということばかりに目が向けられていましたが、これからは原因は何なのか？どうやって予防していくのか？ということを考えながら口元の健康維持に努めてください。

歯科医院に行ったら単に口の中の病気を一時的に治しそれで終わりというのではなく、口元を常に健康な状態に保つために定期的な検査を数カ月おきに必ず受けるようにしましょう。年のせいだとか、もう手遅れだとか勝手に自分で決め込まないでください。

一生ご自分の歯で生活したいと思ったら、症状がないときにこそぜひ一度歯科医院を受診してください。ご自身の毎日のブラッシングだけでは対応しきれないところ、気付かないところがあるかもしれません、そういうところを指摘、予防、処置できるのが定期的な検診によって可能になってくるのです。