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Q&A

口腔外科

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Q1.

3年ほど前、上の前歯に神経を取った後セラミックの歯を2本入れたのですが、そのうちの1本の根もとのあたりが痛み出し、ものも噛めないようになってしまったので、別の歯医 者に行ったらセラミックの歯をはずして神経の治療をやり直さないといけないと言われてしまいました。

1本10万円もしたので、できればはず し たくないのですが何か良い方法はないでしょうか?今は薬を飲んで少し落ち着いています。


A.

せっかく高いお金を払っていい歯を入れたのに残念な結果になってしまいましたね。

ただ神経を取った後、根の先に膿がたまってしまい痛みや腫れが出ることはたまにみかけられます。根の先までしっかり薬が入っていなかったり、しっかり入っていても治療中にばい菌が入ってしまうと数ヶ月から数年経って今回のような症状が出てしまうことがあります。

 

神経の治療の際は少なくとも必ずレントゲンを撮ってもらい根の先まで薬がしっかり入っていることをご自身の目で 確認するようにしましょう。

 

さてセラミックをはずさないですむ方法はないかということですが、歯根端切除といって根の先の膿の袋だけ外科的に取り除くことは可能で、そうすればセラミックの歯ははずさなくて済みます。しかしこの場合も根の治療がきれいにできていることが必要で、きれいに出来ていない場合はセラミックをはずして根の治療からやった方が良いと思います。レントゲンを撮ってみないことには、はっきりした事がいえませんのでよろしければ一度いらしてみてください。


 

 

Q2.

右下奥の歯ぐきが腫れてズキズキ痛み口も開かなくなってしまったので、近くの歯医者に行ってレントゲンを撮ったところ親知らずが原因だと言われました。説明によると親知らずが横に向いて生えておりそこにばい菌が溜まってこんな症状がでたのだろうと言われました。

薬をもらって数日で落ち着いたのですが、半年 ほど前にも同じような症状があり、また腫れて痛みがでるのも嫌なので抜いて欲しいと思いまたその歯医者に行ったら、なんでもかんでも抜くのは良くないからもう少し様子をみようと言われてそのままになっています。

 

聞くところによると、親知らずを抜くとかなり痛いということなので抜くのも少しためらってはいるのですが、本当にこのまま様子をみていて良いものなのでしょうか?親知らずは歯ぐきから少しだけ出ている状態で左下にも同じような状態の親知らずがあります。


A.

何度も痛みや腫れの症状が出て大変でしたね。確かに親知らずはなんでもかんでも抜けばいいというものではないと思います。基本的に、親知らずはきれいにまっすぐ生えて上下の親知らず同士がしっかりかみ合っており、しかも奥のほうまで歯ブラシがしっかりできる方なら抜かずにそのままにしておかれたらいいと思い ます。

 

今後症状が出る可能性も低いと思いますし、HPに書いたように移植に使えることもあるからです。しかし今回のように横に向いて生えており、何度も症状が出るようなら抜かれたほうがよいでしょう。逆にそのままにしておくことの方が害があると思います。

 

薬を飲めば一時的には治まりますが、その歯がある限り一生そのような症状を繰り返すだけですし、手前の歯にも良い影響を与えません。そのような親知らずの周りには常にばい菌が溜まっておりそのばい菌も普段体調がよく体の抵抗力が勝っている時は何も症状は出ないのですが、疲れがたまったり体調を崩して体の抵抗力が落ちてしまうと腫れたり痛みが出たり口が開かなくなってしまうのです。

 

また抜くのでしたらなるべく若いうちに抜いたほうが良いでしょう。というのも高齢になると内科的な疾患を持つかたも多くなり重度の糖尿や循環器系の疾患になってしまうと、簡単に抜くことができなくなってしまう可能性もあるからです。

 

特に女性の場合は妊娠中に症状が出てしまうと時期によっては抜くことも、薬を飲むことも出来なくなるかもしれませんから大変です。確かに抜いた後2,3日は腫れと痛みが出ることが多のいですが、そのままにしておいて一生症状が出るのを繰り返すのを我慢するより一度抜こうと思われたのでしたら抜いたほうが良いと思います。

 

普通の歯科医院では抜けないため抜かずに様子をみましょうなどと言われる事もあるかもしれませんが、抜かないのと抜けないのは違います。口腔外科を標榜している歯科医院へ行かれたらいいと思います。

 

よろしければ当院にいらして下さい。HPに書いてある通り当院ではPRFを採用しておりますので、PRFを併用すれば術後の痛みや腫れも抑えることができ、治癒も早くなりますよ。


 

 


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